思い出のアルバム(白神山地) 田邊慶子
★「白神山地」は青森県と秋田県の県境にまたがる130,000haに及ぶ標高200~1250mの山岳地帯。その中心部のおよそ17,000haが世界自然遺産に登録されています。白神山地は、姿を消しつつあるかつて北日本に広く分布していた冷温帯性のブナの森が途切れなく広範囲に残された貴重な山域です。この原生的な森には、500種以上の植物・イヌワシやクマゲラなど貴重な種を含む多種多様な生物を育む森林生態系が形成されています。これらが類まれな貴重な自然として認められ、日本で初めての世界自然遺産として屋久島と共に登録されました。
★これから行く暗門川は岩木川の支流の暗門川に沿った渓谷の上流には「暗門の滝」があり、滝周辺は険しい岸壁に囲まれた世界遺産白神山地最大の観光スポットです。
★滝は全部で3つあり上流から第1の滝・第2の滝・第3の滝と並んでおり第1・第2の滝は人が近づく事の出来ない秘境でしたが世界遺産登録を機に仮設遊歩道が整備され人気スポットとなりましたが2015年に落石が原因と思われる死亡事故を含む事故が多発し遊歩道は設置されないことになりました。
★2017年再び遊歩道が整備されヘルメット着用を義務付けた上で「第2の滝」まで行けるようになったとのことです。私たちは危険を避けて「第3の滝」へ行くこととし滝を目指して、ひたすら歩き続けました。
★「第3の滝」は、落差 ・26メートル。
所要時間・ 往復2、1km (約90分)。
6月~開通。 11月~冬季閉鎖。