名古屋に赴任していた時、地元の方から推奨があり、この美術館を数回訪れた記憶がある。

（https://www.tokugawa-art-museum.jp/）

徳川家康が集めた多くに遺産が家康の死後、徳川御三家（尾張、紀伊、水戸）に分与され、尾張徳川家に伝わる家宝の数々がここに展示されている。

勿論、全部を、一度に展示できないので、展示内容が、定期的に入れ替わる。国宝が9点、重要文化財が59点含まれているという。

　目玉は国宝の「源氏物語絵巻」らしいが、屏風、刀剣、多くの絵画、「国宝・曜変天目茶碗」などの茶道具、婚礼調度品、古書籍、着物、工芸品、絵巻、屏風などが展示されている。

　私が訪れた時には、織田信長が集めた茶道具や武具、豊臣秀吉の「金の茶室と金の茶釜」や、千利休の茶道具（茶碗や茶杓など）の現物が展示されていた。これらは、大阪城の落城の時に、失われたと思われる物だが、多数展示されていたのには、驚いた。どうして入手できたのだろうか？

また、第3代将軍・徳川家光の娘が尾張徳川家に嫁した時に持参した「嫁入り道具」の華麗さも目を引く。

上記のURLから美術館のHPを見て頂きたい。名古屋に行く機会がある方には訪問してみるのも一興か？