尾瀬沼(スケッチブック風・額入り) 田邊慶子
★尾瀬ヶ原を訪れた時は生憎の雨模様でした。トレッキング出発地の鳩待峠(1591m)で雨合羽を着用し「尾瀬ケ原」を目指して歩き始めました。鳩待峠~山ノ鼻~見晴まで3時間のトレッキングでしたが写真が撮れなく心残りでした。1日目は見晴周辺の山小屋で1泊して明日に備えました。この辺りには幾つかの山小屋が集まっています。
★尾瀬ヶ原は東西6㎞・南北1㎞に及ぶ本州最大の湿原と言われ、標高は1400mで尾瀬沼より200m
ほど低く、豊富な湿生植物や池塘など沢山見られます。燧ケ岳の噴火により只見川が堰き止められて出来たもので現在の姿になるまで約6000年を要したと言われています。
(気が遠くなりますね)
★2日目も小雨で、傘こそ差しませんでしたが雨具を着ての出発でした。尾瀬沼を目指してアップダウンの多い登山道を3時間30分のトレッキングの中、今日も写真を撮れず、やっとの思いで撮った貴重な2枚です。雨降りは疲れますね。最悪でした。
★尾瀬沼は尾瀬ヶ原同様、燧ケ岳の噴火により出来た沼です。群馬県と福島県の県境にあり1665mの高所に広がり周囲約6㎞・水深は最深部で9m・湖畔には大江湿原をはじめ大小様々な湿原が点在し沼を一周する木道が敷かれているとのことでした。
★沼を眺め、大江湿原を歩いてアップダウンを繰り返しながら1時間ほどで沼山峠に辿り着きました。帰路の途中、福島県・檜枝岐村にある温泉施設に立ち寄り、疲れを癒してから帰路に着いたのですが二日間とも天候に恵まれず散々な山旅でした。