ハスの花
ハスの花
先祖様をお迎えするお盆がやってきます。
仏壇の前に岐阜提灯行燈を飾り、お盆に載せたお供物を置きます。
日本古来からお墓参りに行くやら、迎え火、送り火、精霊流し、盆踊りなどの行事がめじろ押しです。家族の絆を感じます。
ハスの花は極楽の池に咲くと言われ、仏教ではありがたい大切な花です。
ハスは泥の中からでも、きれいな花を咲かせることが出来る。人間も世俗のどろどろとした
中からでも美しい花を咲かせることが出来る。蓮の花には仏様が降りると言う伝説があります。奈良の大仏様もハスの上に鎮座されています。
観蓮を楽しむ
ハスの花は朝早くポンと音を立てて咲きます。
自分も数年前に遭遇してみたいと、児童公園の池に通いました。ハスは蕾で、咲きそうになってから、開花するまで何日もかかります。待って、待って、結局、その機会に遭遇することが出来ませんでした。
皆さんも挑戦されてはいかがですか。
三渓園はこの時期、早朝から開園しています。
7月13日から8月4日まで、
土日祝、朝6時~早朝観蓮
バックに三重塔をボカシで入れて撮るのが定番です。
花だけ撮るならば、少し開きめの花を狙って、蕊(しべ)を入れて上から俯瞰(ふかん)気味に撮ります。
逆光で、葉や花びらを透かし、彩度を高くしますと、きれいな色が出ます。
赤紫の花と緑の葉は対象色で互いに引き立たせます。
今日7月22日はあいにく曇りですが、きれいな花が撮影できました。
上野の不忍池は蓮の名所として、江戸時代から観蓮が盛んです。
これから1週間が見ごろとなります。