コロナ禍と電磁波の応用分野

 人に感染する「コロナウイルス」として新たに見つかった「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)」による感染症を「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」と言うらしい。

 コロナウイルスは人や動物に感染症を引き起こすウイルスで、人に感染症を引き起こすものは、これまでに6種類が知られているが、深刻な呼吸器疾患を引き起こす事があるSARS-CoV(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)とMERS-Cov(中東呼吸器症候群コロナウイルス)以外は感染しても通常の風邪などの重度でない症状に留まると言われている。 

コロナ禍は、人類の環境破壊がウイルスの世界から反撃を受けているのではないだろうか?

今回のCOVID-19の問題が解決しても、何年は後には、更に、異なるウイルスが出現し、新たな問題を起こすのではないか?新たなウイルスが出現するたびに、新たなウイルスに対応した新たな治療薬やワクチンの開発するのが現在の状況である。

日本のワクチン開発は1980年代までは、それほど遅れてはいませんでした。しかし、1970年代以降、天然痘ワクチン後の脳炎など、予防接種後の死亡や障害が社会問題になり、国がその責任や補償をめぐり争ったため、各地で集団訴訟が相次ぎ裁判は長期化。国に損害賠償を命じた92年の東京高裁判決などで決着したのですが、国は予防接種に消極的になり、ワクチン政策は約20年間止まりました。日本のワクチンの製造も下火になり、今ではワクチン生産能力が低いままです。

 

最近、特許が出されている新しいアプローチがあるので、紹介しておきたい。

ウイルスには固有振動数があるので、その値を測定し、同じ周波数の電磁波を照射する事により、ウイルスを共振させて破壊するという方法である。最近「紫外線C波」応用殺菌装置が、使われ始めたが、人間には害がある波長らしい。

 

以前、会社員・現役の頃、恩師の西沢潤一先生から「テラヘルツ帯の利用分野」に関する論文を頂いた事がある。広い応用分野が予想されており、「君の会社で、この分野に進出する準備を始めてはどうか?」というお誘いであった。

即、仙台に飛んで、先生と話し合い、「微小距離測定法」に関する特許の使用権を無料にして頂いたが、勤務先では製品化しなかった。

テラヘルツ波帯の応用分野は今後の開拓分野であり、今後、種々の利用分野を見つかる筈で、将来の応用に期待したい。