桜には多くの品種があり、一説には300種類とも言われているが、その中に、「横浜」の名が冠された「よこはま緋桜」という桜がある。
1972年頃に横浜市在住の白井勲さんが「寒緋桜」と山桜系の「兼六園熊谷」を交配させて誕生させたという。花は赤みが強く八重の大輪で、下向きに咲く。開花期は「早咲き」「中間咲き」「遅咲き」の3種類あるので、開花時期が様々である。
1996年に「横浜公園開園120周年」を記念して園内に「早咲き」の横濱緋桜が植樹され、3月には、やや濃い色の八重の花をつける。
近くでは、保土ヶ谷公園の「アートホール」の南側に遅咲きの「横浜緋桜」が植えられている。